読み手が読みやすく、説得力のある企画書には、数値データが効果的に使われているものです。
数値データは金額やサイズ、速度など、製品やサービス、組織や制度などのパフォーマンスを示す決定的な説得材料です。
しかし、数値データは数字を羅列しただけでは、十分に解釈ができないでしょう。読み手が読みやすい企画書には数値をどのように図や表で表現しなおすべきかという点を重視しておきましょう。数値を図表にしたものがグラフ表現です。
羅列された数値データは、読み手に意味を伝えることが難しいですが、それを図として表現すれば、読み手が明確に数値の変化や対比を把握できるようになります。
説得力のある企画書は、説得力のあるグラフ表現を含んでいます。一般的に、グラフ表現には、以下のようなものがあります。これらのグラフ表現を効果的に活用して、説得力のある企画書を作成しましょう。
円グラフ(Pie Chart)
表示している各項目のパーセント(割合)を円の形で伝達するグラフです。
ピラミッド図(Pyramid Graphic)
表示している項目の階層構造、配置および関係を示すグラフです。下に位置づけられている項目は、上の項目をサポートします。
ベン図(Venn Diagram)
表示している、異なる項目間の相乗効果や項目の重複の関係を示すグラフです。
ループ図(Looping Graphic)
繰り返し処理やイベントを描いているグラフです。
ウォーターフォール図(Waterfall Diagram)
プロセスの手順を線形や流れの形で表示します。ウォーターフォール(滝)のような上流工程から次々に下流に流れていきます。
地図(Map Graphic)
物理的な空間(大陸、国、都市、建物など)を表示する図である。
組織図(Organizational Chart)
表示する項目(人や組織)の階層、配置、構造、関係を表示するグラフです。
棒グラフ(Bar Chart)
表示している各項目の定量データの比例値をバー状に表すグラフです。
エリアチャート
時間経過によって、連続定量データを示すグラフです。軸との間の面積は塗りつぶされます。金額、時間数、値を表示することが多いです。
ビフォア・アフター図(Before and After Graphic)
前の状態と、後の状態を比較できるように表示するグラフです。
バブルチャート(Bubble Chart)
量的データに基づいて、円や球体を配置して表示するグラフです。また、予測値の不確実性を説明することができます。
ブロック図(Building Block Graphic)
表示している項目が、より大きな単位としてまとまる際には、どのような項目とどのようにつながるのかを説明するグラフです。
レーダーチャート(Radar Chart)
放射線状のフォーマット上に量的なデータを表現する図です。
レーダーチャートは各データの値をつなげた線を描きます。
折れ線グラフ(Line Chart)
折れ線グラフは、量的データの変化を線で表現した図である。
業務フロー図(Process Diagram)
フローや進行プロセスやイベントでの手順を示すグラフです。
パレート図(Pareto Chart)
パレート図は、表示する項目間の相対的な重要性の違いを表示するための棒グラフの一種です。
「全体の状態を約20%が、残りの80%より大きい影響を与える」というVilfredo Paretoの研究で使われたグラフです。もっとも有名なパレート図は、80/20ルールを表現するものです。
ガント図(Gantt Chart)
追跡時間と計画に使用される活動を表す棒グラフです。
ローソク足(Candlestick Chart)
販売量が、株式市場などの株価変動、商品などの価格変動を表示するグラフとして使われています。縦軸は値、横軸に時間を取ります。最高値、最安値、中間値がローソクの形に似ているので、名づけられました。
